卵巣がんと多毛症
女性に見られる多毛症の原因としては特発性多毛症と卵巣の病気である多嚢胞性卵巣症候群で全体のほぼ95%以上を占めると言われており、卵巣がんや副腎の病気が原因になるのはまれと言われています。
ですが、女性ですから、卵巣がんについても知っておきましょう。
卵巣がんは初期症状がほとんどあらわれない病気で、気がついた時には重症になっているというケースが多い、おそろしいがんです。
卵巣がんとは?
卵巣は腫瘍の宝庫といっていいほど数多くの種類の腫瘍が発生します。
卵巣にできる悪性のがんで、40~50代の人の病気といわれていましたが、最近では20代の人にも増えてきました。
わが国の発症率は欧米人の1/3位といわれていますが、日本女性の発症率の急速な増加が注目されています。
最初から卵巣がんとして発生する原発性のものと、胃がんや乳がんなどから転移してきた転移性のものがあります。
卵巣がんの症状
「沈黙の腫瘍」といわれるくらい、初期は症状が出にくい疾患です。
進行してくると、下腹部が張ったり、おなかがふくれたり、トイレが近いといった自覚症状が出てきます。
ホルモンの分泌異常による男性化(ニキビ、声が太くなる、多毛症など)の症状がみられる人もいます。
卵巣がんリスクの高い人
・月経が不順な人
・未婚の人
・妊娠・出産経験のない人や少ない人
・更年期以降の高齢の人
多毛症の原因としてはまれですが、なかなか発見されずらい病気ですので、気になる症状があれば婦人科を受診しましょう。
