多毛症の原因
多毛症の原因とされているのは以下のようなものがあります。
1 体質的な多毛症 (特発性多毛症)
2 副腎の異常 (先天性副腎過形成(副腎酵素欠損症)、クッシング症候群、副腎腫瘍など)
3 卵巣の異常 (多嚢胞性卵巣症候群、卵巣腫瘍など)
4 下垂体の異常 (プロラクチン過剰、成長ホルモン過剰)
5 薬剤の副作用によるもの (ステロイド、抗けいれん薬など)
確率的に言うと1の体質的な多毛症がほとんどです。
一般に、女性に見られる多毛症の原因としては特発性多毛症と卵巣の病気である多嚢胞性卵巣で全体のほぼ95%以上を占め、あとの疾患は比較的まれです。
しかし、まれに男性ホルモンが異常高値を示す場合には卵巣がんや副腎がんの可能性もありますで、多毛症を認める場合には医療機関を受診して、血液中の男性ホルモンを測定されることをおすすめします。
特発性多毛症は血液中の男性ホルモンが正常で、月経異常、多毛のみが認められます。一方、多嚢胞性卵巣では男性ホルモンが軽度上昇し、多毛、月経異常、不妊症、肥満などが認められます。
もし不妊で悩んでいるようでしたら、多毛症の治療より不妊治療を優先し、未婚の場合や子どもを希望しないようでしたら、多毛症の治療を行うようにした方がいいでしょう。
多毛症の検査
多毛症の原因を調べるために、ホルモンの検査を行うことがあります。特に、重症の場合や月経の異常を伴う場合には、上記の2, 3, 4の可能性が考えられますので、検査は必須です。(検査といっても採血し、血液中のホルモン量を調べるだけで、健康保険が使えます)
自分は多毛症ではないかと思われたら、婦人科や内分泌科などを受診して下さい。
